🌞 8月の終わり、理事長としての新しい一年と、蝉さんとの小さな出会い

8月1日からマンションの輪番で理事長を務めることになり、管理委託契約書や諸々の書類に署名・押印を済ませ、「さあ、買い物へ行こう」と玄関の扉を開けたその瞬間——共用廊下の排水溝の溝に、ひっそりと蝉が横たわっていました。
「あぁ、蝉さんがいるってことは、夏はまだ終わっていないのよね」

そんな言葉が自然と心に浮かびました。
蝉の姿を見ると、季節の”現在地”が判る気がします。夏の盛りには元気いっぱい鳴き、夏の終わりには静かに姿を見せる。その小さな命のリズムが、季節の移ろいをそっと教えてくれるのです。

🛒 ショッピングバッグを引きながら歩く道で聞こえた「ミーン、ミーン」

書類の緊張感から解放され、ショッピングバッグを引いて道路を歩き始めると、どこからか「ミーン、ミーン」と蝉の鳴き声が響いてきました。
その声は、まるで夏が「まだここにいるよ」と伝えてくれているようでした。
「やっぱり、まだ夏なのよね」

そうつぶやきながら、スーパーマーケットへ向かう足取りは軽くなりました。
でも同時に、玄関前の蝉さんのことが頭から離れません。
「帰ったら可哀想だけど、蝉さんを片付けないとね」
そんな思いが胸の奥に静かに残っていました。

🦗 8月16日のブログに続く“追記の夏”

8月16日に書いた蝉さんのブログ。あの日も、共用廊下で見つけた蝉が「もう寿命なのかな」と思わせる姿で横たわっていました。
そして今日もまた、同じように蝉さんと出会った。まるで夏が「まだ終わらないよ」と最後の力で知らせてくれているような気がします。
蝉の鳴き声は、本当に”夏そのもの”です。あの独特な響きは、暑さの記憶や、子供の頃の夏休みの風景まで呼び起こしてくれます。

🌿 蝉さんにまた会えるといいな、もうお終いなのかな

排水溝で静かに横たわっていた蝉さん。道路で元気に鳴いていた蝉さん。
どちらも同じ夏を生きて、同じ空の下で一生懸命に声を響かせていた命です。
「蝉さんにまた会えるといいな」「もうお終いなのかな」
そんな気持ちが入り混じるのは、夏がゆっくりと幕を閉じようとしているからかもしれません。

🌸 理事長としての一年の始まりに、季節がそっと寄り添ってくれた日

新しい役割が始まった8月。責任や緊張もあるけれど、こうして季節の小さな出来事が心を和らげてくれます。
蝉さんの声、蝉さんの姿。それは、忙しさの中でも「季節を感じる心」を忘れないようにそっと寄り添ってくれる存在なのだと思います。
今日の出来事は、理事長としての一年の始まりに相応しい、静かで優しい”夏の記録”になりました。