🍶 飲酒で記憶がなくなるという現象と、社会が抱える“飲酒の危うさ”について考える

最近、芸人が酒を呑んだ状態で女性の下半身を触ったとして書類送検されたというニュースがありました。本人は「酒を呑んで記憶がない」と話しているそうですが、そもそも記憶がなくなるほど酒を呑むとはどういう状態なのか。そして、飲酒運転を平気でしてしまう人の心理は何処にあるのか。

私は下戸なので、正直なところ「飲酒をする人の気持ちが判らない」というのが本音です。
しかし、今回の事件をきっかけに、社会全体が抱える”飲酒の危うさ”について改めて考えてみたいと思います。

◆ 記憶がなくなるほど酒を飲むとはどういうことなのか

医学的には、記憶が飛ぶ状態は「ブラックアウト」と呼ばれます。これは単なる酔いではなく、脳の海馬が正常に働かなくなり記憶を保存できなくなる状態です。
つまり、
・酔ってフラフラしている
・感情が大きくなる
・判断力が落ちる
という段階を超えて、「その時間帯の記憶が脳に残らない」という危険な領域に入っているのです。
この状態になると、
・普段なら絶対にしない行動をする
・暴力や性加害に及ぶ
・物を壊す
・人間関係を壊す
といったトラブルが起きやすくなります。
今回の芸人の件も、まさにこの「ブラックアウト」が背景にあるのかもしれません。

◆ 飲酒運転は“もってのほか”ではなく“殺人行為に等しい”

飲酒運転は、法律上も厳しく罰せられています。しかし、未だに「少しなら大丈夫」「家まで近いから」と軽く考える人がいます。
でも、実際には、
・反応速度が大幅に低下
・判断力が鈍る
・視野が狭くなる
・自分が酔っていることを過小評価する
こうした状態で車を運転するのは、自分だけでなく他人の命を奪う危険行為そのものです。

◆ なぜ人は酒に依存し、危険な行動をしてしまうのか

飲酒をする人の心理には、幾つかの要因があります。
・ストレスを紛らわせたい
・緊張をほぐしたい
・気分を高めたい
・周囲の雰囲気に合わせたい
・”呑まないとやってられない”という思い込み
しかし、これらは全て「酒に頼ることで一時的に楽になる」という感覚に基づいています。

◆ 「酒を飲んで記憶がない」は免罪符ではない

社会ではよく「酒の席だから」「酔っていたから」という言い訳が使われます。しかし、これは本来まったく通用しないものです。
酔って記憶がなくなるほど呑むという行為そのものが、既に危険を予測できる行動だからです。
つまり、酒を呑んで記憶がない = 自分で自分をコントロールできないほど呑んだということであり、責任は免れません。

◆ 飲酒によるトラブルは“個人の問題”ではなく“社会の問題”

今回の芸人の件は、単なる個人の不祥事ではありません。
・飲酒文化
・飲み会の圧力
・酒に寛容な社会
・酔った行為を許す風潮
こうした背景がある限り、同じような事件は繰り返されます。
「酒を呑んで記憶がなくなるほど呑むとはどういうことなのか」「飲酒運転をする人の心理はどこにあるのか」
こうした疑問を持つこと自体が、社会をより安全にする第一歩です。

最後に:「酒に飲まれるな」を心掛けて

自分の心やからだをしっかりコントロールしなさいという意味の戒めの言葉です。
・酒に頼らない生活
・感情を酒で乱さない生き方
・他人に迷惑をかけない姿勢
これは社会にとって非常に価値があります。
飲酒によるトラブルが続く今こそ、「酒に飲まれるな」の意味をもっと心掛けるべきなのだと思います。