🌆 高気圧酸素治療のカプセルの中で出会った ー 『踊る大捜査線』という思い出
9月18日から『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開されています。このニュースを耳にして、私はふと5年前の出来事を思い出しました。あの時の痛み、驚き、そして思いもしなかった”映画との出会い”。今でも鮮明に記憶に残っています。
🚶♀️ 突然の転倒と、左膝の激痛
5年前——私はいつものようにショッピングセンターを歩いていました。コロナ禍でマスクが欠かせない時期で、街全体がどこか静かだった頃です。
その日、何の前触れもなく私は転倒し、左膝を強打しました。パンツには血が滲み、歩くこともままならない状態。「どうしてこんなことに···」そう思いながらも、どうしても買いたい靴がある私は痛みに耐えながら購入しました。
しかし、バスの乗り降りは到底できないと判断し、タクシーで帰宅。その後、整形外科に通院し総合病院を紹介され、診断された病名は蜂窩織炎。13日間の入院生活が始まりました。
🫧 高気圧酸素治療との出会い
入院中、私は高気圧酸素治療を受けることになりました。
● 1時間半、カプセルの中に入る
● 気圧を上げて空気を圧縮し、酸素濃度を高める
● 耳に違和感や痛みが出ることもある
この治療を10日間受けました。治療を受ける前に技師がカプセルでの治療中は、
「テレビ番組や映画を観られますよ。何が観たいですか?」と声を掛けてくれました。
私は迷わずこう答えました。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が観たいです。
🎬 まさか“こんな場所で”踊る大捜査線を観るとは
実は私は、踊る大捜査線シリーズをテレビでも映画でも観たことがありませんでした。それでも、なぜかこの作品を選んだのです。
カプセルの中で映画が始まり、私は思いました。
「まさかこんな場所で観る大捜査線を観るなんて···」
治療中の1時間半、映画の世界に没頭しました。翌日の治療では前日の続きから再生してくれ、最後まで観ることができました。
不思議なことに、あの閉ざされた空間で観た映画は、普通の映画館で観るよりも心に残りました。痛みや不安の中で、映画がひとつの”救い”になっていたのかもしれません。
🩹 左膝の手術と、一生忘れない痛み
治療を続けながら、私は左膝の手術も受けました。その痛みは言葉では言い表せないほどで、「一生忘れない」と断言できるほどの激痛でした。
高気圧酸素治療、入院生活、手術——あの時期は私の人生の中でも特に強烈な記憶として残っています。
🌈 映画の新作公開でよみがえる記憶
そして今、『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の公開ニュースを観て、あの時の出来事が鮮やかに蘇りました。
映画がテレビで再放送される度に、私はあのカプセルの中で観た『レインボーブリッジを封鎖せよ!』を思い出すのでしょう。
痛みと不安の中で、映画がそっと寄り添ってくれた——そんな不思議で温かい記憶です。
🌸 人生の中で突然現れる“忘れられない場面”
人は時に、思いがけない場所で思いがけない体験をします。私にとって、高気圧酸素治療のカプセルの中で観た「踊る大捜査線」は、まさにそのひとつでした。
治療中に観た「青島刑事」を思い出し、自分自身よく耐えたなと静かに振り返ります。